かわず張りについて
シノワズリーモダンの日傘の特徴でもある「かわず張り」は、骨を挟んで表と内側の2重に布を張る特別な製法。
とても高い技術が要求される上に、よくある普通の日傘制作の倍以上の手間と時間がかかる、国産高級日傘のみに使用される製法です。
表の生地と裏側の生地の間にあるすき間にたまった熱を、歩く振動で逃がしていくので、まるで木陰にいるような涼しさ。
また、内側に使用しているウレタンコ-ティング生地で高い遮熱効果を実現、遮熱指数や53%(JUPA基準では35%以上で遮熱効果があるとされています)
内側に使用しているウレタンコーティング生地により、遮光率100%、紫外線遮蔽率100%の完全遮光を実現。 近赤外線遮蔽率99.9%で、高い遮熱性能も備えています。
さらに紫外線吸収効果によって地面からの照り返しや散乱光を吸収し、お顔や首への紫外線ダメージを防ぎます。

シノワのデザインについて
シノワズリーモダン京都日傘の原点は「蓮花」。
日本画家の祖父が描いた、蓮花のスケッチに魅了されたことがきっかけです。
幼い頃から祖父の作品に触れ、その繊細な美しい日本画が大好きだった私は、祖父の絵がもっと多くの人の目に触れてほしいと願いました。
そんなある日、偶然見つけた祖父のスケッチブックに描かれていた、優雅で美しい「蓮花」。
その「蓮花」を刺繍の題材にして、初めてオリジナル日傘を作成しました。
——————————————————「蓮花ふたたび…」より
創業者の祖父、吉田友一は京都画壇で活躍した日本画家でした。
様々な受賞経歴と、多くの国宝の修復作業や後進の育成の実績がある祖父のスケッチをもとにデザインを進めたのが、シノワズリーモダン京都の今の姿の源流となっています。
シノワズリーモダンのデザインテーマは、京都に根ざした「唯一無二の豊富なデザイン資源」をいかすこと。
今後もさまざまな京都のデザインソースを取り入れながら、優雅で上品な刺繍日傘を作って参ります。
